第17回 エキサイ健康講座 を開催しました
2025.09.02 UP
「エキサイ健康講座」を小樽市民センター マリンホールで開催いたしました。【2025年8月30日(土)】
小樽市民を対象とした当院のイベントで今年で17回目となります。
当日は大変多くのみなさまにご来場いただき、ロビーイベントでは、身体に蓄積した老化物質や
乳房模型によるシコリのチェック、大腸内視鏡模擬検査などを体験いただきました。
また、ホールイベントでは、「女性の健康セミナー」と題し、当院女性医師2名による医療講演
「痔のお話、大腸検査のお話、乳がんや大腸がんのお話」や、医療キャスターとして各メディアで
ご活躍中の松本裕子さんをお招きし、「女性に多い乳がん・大腸がんから命を守るために」と題して
当院女性医師を交えたパネルディスカッションを実施いたしました。
ご来場者より頂戴したご質問へのご回答 (当日未回答分)
Q1. 友人の娘さんが7月下旬骨粗しょう症により多発性骨折となりました。
自分も日頃から予防につとめたいので食生活や運動などについてアドバイスいただきたい。
A1. あくまで一般論となりますが、食事に関してはカルシウムを女性であれば1日に650mg程度
摂取した方がよいとされています。他、ビタミンD、ビタミンK、タンパク質の摂取も重要です。
カフェインやアルコール、インスタント食品に多く含まれるリンなどは、カルシウムの吸収を
妨げる可能性があるので過剰な摂取は避けるようにしましょう。運動に関しては、普段より
少し早歩きで30分程度、週に3-5回程度実施できるとよいでしょう。その他の生活習慣として、
過度なダイエットや喫煙などは骨粗しょう症になりやすくなるので注意してください。
また、日光を浴びることによりタミンDが合成されるので、紫外線対策も大切ですが、
一日数分はしっかり日光を浴びるようにしましょう。しかし、上に記載したのはあくまで
一般論ですので、まずは実際にご自身の骨密度を一度測定してみることをお勧めします。
骨密度は健診として測定できる病院ありますので、まずはかかりつけ医にご相談ください。
Q2. 乳がんのステージ(ゼロ)で4ケ月前に手術し、今は元気に過ごしております。職場の福利厚生で
プラセンタ(ラエンネック)を試そうか悩んでいます。やってもいいか教えて欲しい。
A2. プラセンタは、ヒト胎盤から抽出されたプラセンタエキスを有効成分とする注射薬です。
ラエンネックとメルスモンの2種類があり、ラエンネックは主に慢性肝疾患における肝機能の
改善を目的に使用され(保険適用)、メルスモンは甲状腺機能障害や乳汁分泌不全に対して
使用されます(保険適用)。他にも、美容やアンチエイジング、疲労回復、免疫サポートなどを
目的とした自由診療でも注目されていますが、献血ができなくなるなどの注意点もあるようです。
ご質問に対しては、一般論として保険医の立場としては、保険外で使用することを積極的に
お勧めすることはできない、というお答えになります。乳がん術後とのことですが、プラセンタが
乳がん再発のリスクを上げるというデータはありませんが、逆に100%安全であるというデータも
なく、乳がん術後の使用については、医師のあいだでも意見が分かれるところです。乳がんの
術後早期は控えた方が良いという意見が多いようですが、いつまでを早期と考えるのかも一定の
見解はありません。何らかのお悩みがあり、プラセンタの使用を考えていらっしゃるのであれば、
乳がんの主治医としっかり相談されることをお勧めします。
Q3. 足のむくみが2年以上になる。血液検査も行い、血液の流れも悪くなっていない、運動も週1回
行っているがよくならない。むくみ過ぎて、青紫色になったり、足の指がしびれたりする原因が
知りたい。足のしびれの専門の病院はありますか?
A3. ご質問は「足のしびれの専門の病院はありますか?」とのことですが、一般的には足のしびれが
あった場合、最初に受診すべきは整形外科であるかと考えます。しかし、むくみもあるとのことで
あれば、原因は心不全や腎不全、肝硬変、糖尿病、甲状腺機能異常、ビタミンB12欠乏など多岐に
渡り、診断に苦慮する場合も少なくはありません。神経内科(脳神経内科)、や総合診療科に
ご相談するのも良いかと思いますが、まずはかかりつけ医にご相談されるのが一番であると思います。
また、小樽市保健所健康増進課の保健師が、症状から何科を受診すればよいかわからない等の相談を
受けておりますので、一度お電話で相談してみるのもよろしいかと思います。(0134-22-3110)


